ここではパソコンの周辺機器、マウスについて説明します。 |
皆さんもご存知のように最近のパソコンは、ほとんどの操作がマウスで行えるようになりました。パソコン操作で一番良く使う周辺機器がマウスということで、いろいろな機能を持ったものができてきました。 これは光学式マウスです。2つのボタンのほかに、センターには回転式のホイール(クリックするボタンにもなる)も備えています。光学式なので裏側にボールがありません。 通常マウスを移動させることで、画面上のマウスカーソルを移動させ、マウスに用意されたボタンをクリックすることで、ボタンを押したり、メニューを選択したり、ファイルをコピーしたりします。 マウスにはいくつかの方式がありますが、移動量を検知するためのボールを内部に用意し、これを机上で移動させて、その縦方向と横方向の移動量に応じてコンピュータに信号を送るものが一般的です。 もう1つは、ボールの変わりに、LEDなどの光を反射し、メッシュを横切る数を数えて信号を送る光学式マウスがあります。 また最近では、光学的なイメージ・センサーを用いてマウスの下面をスキャン(撮影)して、そこから移動量を計算するマウスもあります。 マウスに付属するボタンは、それを利用するOS環境によって使い方が異なります。例えばMac OS(※1)では、マウス・ボタンは1つだけですべての操作を行います。これに対しWindowsでは、最低でも2つのマウスボタンが必要です(これらは左マウス・ボタン、右マウス・ボタンと呼ばれる) 接続インターフェイスとしては、シリアル・インターフェイス、 パラレル・インターフェース 、 PS/2・インターフェイス 、 USB などさまざまで、コンピュータ環境によって適当なものを選択できます。このうちPC/AT互換機で最も一般的なのはPS/2・インターフェイスで、本体に標準で用意されていることが多いですが、最近ではUSBも広く普及しています。 マウスのコードが邪魔なら、赤外線や電波を利用してデータを送るワイヤレス・マウスも販売されています。 ※1Apple社から発売されたMacintoshシリーズに搭載されているOS。 |
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